皆様、こんにちは。
映画のセリフから英会話を身に付けましょう。
様々な場面から使えるフレーズを学びます。
今回は「値する・価値がある」『I deserve it. 』という英会話を覚えましょう。
映画【ベガスの恋に勝つルール】より
画像出典:What Happens in Vegas...
シーンの解説
カウンセリングにやってきたジョイとジャック。
ジャックの顔は、あざだらけ...。
カウンセラーが心配して理由を問うと...いきなりジョイにやられたと言い出すジャック。
ジャックの嘘話にも動じないジョイ。
魂胆はすでに分かっていたというシーン。
セリフから学ぼう
引用元:映画『ベガスの恋に勝つルール』1シーンより
カウンセラー『Jack, what happened to your face? 』
訳/ジャック、あなた...顔どうしたの?
ジャック『I fell. 』
訳/転んだんです。
※実際は「落ちたんです」となります。
カウンセラー『You fell? 』
訳/転んだの?
ジャック『Yeah. I hit my head on a doorknob. A few times. 』
訳/えぇ、その...ドアノブに頭をぶつけたんです。何回か..。
ジャック『I fall a lot these days. I'm just-- I'm so clumsy. 』
訳/最近、よく転ぶんです。僕は、ただ...僕はどんくさいので。
カウンセラー『Jack, are you sure that's what happened to you? 』
訳/ジャック、それは本当の話なの?
カウンセラー『You sure someone else didn't do this to you? 』
訳/本当は、誰かにやられたのではないですか?
引用元:映画『ベガスの恋に勝つルール』1シーンより
ジャック『I deserve it. 』
訳/自業自得なんです。
ジャック『I'm supposed to line up the hand towels just so, and I didn't do it. I'm sorry. I'm sorry. 』
訳/ハンドタオルを並べるなきゃいけないのに、僕がそれをしなかったから...ごめんよ。
ジャック『Then she said to me, "You put that toilet seat down or I will put you down." 』
訳/それから彼女は僕に「トイレの便座を下すのか、私に殺されたいのか」って...
ジャック『And I forget, and she said, "I'll show you how to put it down! I'll stick your head in there and I will make it stay!" 』
訳/それを僕は忘れていて...彼女は「私が今から下す方法を見せてやる!お前の頭をそこ(便座)に置きな!そこから頭が上がらないようにしてやるよ!」って~!
引用元:映画『ベガスの恋に勝つルール』1シーンより
ここで、ヘイターたちに殴られてる映像を見せるジョイ。
※ジョイに盗撮されていた...。笑
カウンセラー『Can we get back to therapy now? 』
訳/セラピーに戻ってもいいかしら?
ジャック『Yes. 』
訳/はい。
解説&あとがき
ジャックのセリフの【I deserve it. 】は、日本語で直訳できない表現です。
意味は「~する価値がある」「~に値する」という意味で、よい表現なら「賞をもらう権利がある」とか「優勝に値する」というときに用いられます。
逆に、「罰を受けるべきだ」というときにも用いられ、今回のシーンでは「タオルを並べなかった僕は、ボコボコにされても仕方がないことだ」と言いたい様子。
訳は「自業自得」としています。
なので【I deserve it. 】は、前後の文章や状況で意味が変わってしまうので注意が必要です。
そして、ジャック。
嘘がバレバレで...作戦は失敗。痛い思いをしたのに残念でしたね。