皆様、こんにちは。
映画のセリフから英会話を身に付けましょう。
様々な場面から使えるフレーズを学びます。
今回は、「イラつく」「クソッ!」という英会話を覚えましょう。
映画【プラダを着た悪魔】より
画像出典:The Devil Wears Prada
シーンの解説
ミランダに指示されたステーキを購入して戻ってきたアンディ。
その慌てた様子にエミリーはイライラ気味。
その後、アンディが準備したステーキを「いらない」と言い部屋を出ようとするミランダ。
ミランダはアンディに「3時までにハリーポッターの原稿が手に入らなければ戻ってこなくていい」と伝える。
セリフから学ぼう
引用元:映画『プラダを着た悪魔』1シーンより
アンディ『Is she back? Am I fired? 』
訳/彼女、戻ってきた?私、クビかしら?
エミリー『You know, I rarely say this to people who aren't me but you have got to calm down. 』
訳/こんなこと滅多に人に言わないんだけど、落ち着いたほうがいいわ。
エミリー『Bloody hell. 』
訳/イラつくのよ。
アンディが準備したステーキを見たミランダ。
ミランダ『What's that? Oh, I don't want that. 』
訳/それ、何?いらないわよ。
ミランダ『I'm having lunch with Irv. 』
訳/会長とランチを取るわ。
※Irv = Irv Ravitz(アーヴ・ラヴィッツ会長のこと)
引用元:映画『プラダを着た悪魔』1シーンより
ミランダ『I'll be back at 3. I'd like my Starbucks waiting. 』
訳/3時に戻るから、いつものコーヒーを準備しといて。
ミランダ『And if you don't have that Harry Potter book by then, don't even bother coming back. 』
訳/それと、それまでにハリーポッターの本が手に入らなければ、わざわざ戻ってこなくて結構よ。
解説&あとがき
今回のエミリーのセリフ【Bloody hell.】はイギリス英語のスラングです。
簡単に言うと『Fuck』に近いです。
ただ『Fuck』の方がもっとキツイ表現ですけど。
【bloody】だけでも同じ意味で使用します。
意味は「クソッ!」や「ちくしょう」と言うときに用いられて、イライラしているときに人を罵ったりする言葉です。
今回のシーンでは、バタバタするアンディがイライラするということで「イラつく」という訳にしています。吹替も同じです。
このシーンのアンディは、ちょっと可哀そうな気が・・・。
ステーキ、食べてよ~・・・ミランダ~と思ってしまいます。
でもこの後アンディは、お皿ごとシンクにステーキを投げ捨てるのですが、ちょっと食べ物にあたるのはどうかと・・・。
そのシンク、エミリーに掃除させないでよ!と思ったのは言うまでもない。
結局、いつも通りアンディに厳しい私なのでした。