皆様、こんにちは。
映画のセリフから英会話を身に付けましょう。
様々な場面から使えるフレーズを学びます。
今回は、「ドラゴンレディ」という単語の意味を覚えましょう。
映画【プラダを着た悪魔】より
画像出典:The Devil Wears Prada
シーンの解説
友人たちとの談笑中にミランダからの着信が。
アンディの携帯電話を取り上げたネイト。
友人たちがアンディに電話を取らせないようにふざけだす。
その姿にブチ切れるアンディというシーン。
セリフから学ぼう
引用元:映画『プラダを着た悪魔』1シーンより
ネイト『I got it. It's...Yep, the dragon lady. 』
訳/俺が出るよ。おっと…やっぱり、ドラゴンレディだ。
リリー『Let me talk to her. 』
訳/彼女と話させて。
アンディ『No. Okay, I need that. Lily, no, no, no! 』
訳/ダメよ。返して。リリー、やめて!
リリー『Tell her to get her own scrambled eggs. 』
訳/自分のスクランブルエッグは自分で準備しろって言うわ。
アンディ『It's gonna answer it! It's gonna answer it! Gimme the phone! The phone. 』
訳/留守電になっちゃう!留守電に!!電話返して!でんわ~!!
最初の「It's」→アンディの電話
最後の「it」→鳴っている電話(ミランダから)
ということは、アンディの電話が勝手に返事しちゃう=「電話に出られません」と留守電になるということです。
電話を取り返し、ミランダの電話に出られたアンディ。
ブチ切れアンディは、みんなに文句を言います。
アンディ『You know, you guys didn't have to be such assholes. 』
訳/あなたたち、馬鹿な真似するのやめてよね。
意味は「ばか者」「ろくでなし」「不愉快な」「極めて性格が悪い」
そして3人に言ってるので、複数形。
解説&あとがき
ネイトのセリフ【dragon lady】は、アンディの上司ミランダのこと。
この「ドラゴンレディ」とは、強く、狡猾、傲慢な女性のことをいう悪口。
あるコミックスの悪役を指す言葉として1930年頃から使われている言葉だそうです。
まぁ、ミランダのことを「鬼のような女」と言っているわけですね!
そして、このシーンのアンディにはちょっと同情。
ミランダが鬼のような女と知っているのに、ふざけて電話に出させないようにする。それでいて、リリーなんて「卵くらい自分で準備しろと言ってやる」とか言い出すし、アンディの立場になったら、マジで笑えないやつです。
まぁ、一言で言うと「類は友を呼ぶ」ですね。
私は、アンディの性格が悪いと思っているので、友達も彼氏も性格悪いのは当たり前といったところ。