皆様、こんにちは。
映画のセリフから英会話を身に付けましょう。
様々な場面から使えるフレーズを学びます。
今回は、「クリーニング」は、日本語とは違い『dry』を付けないと通じない?ということを紹介したいと思います。
映画【プラダを着た悪魔】より
画像出典:The Devil Wears Prada
シーンの解説
ミランダの家に本を持ってきたアンディ。
クリーニングした洋服をかけるクローゼットも本を置く場所も分からなくなり立ち尽くしていたところ、ミランダの娘に話かけられる。
クローゼットの場所は教えてもらったが、本を置く場所を教えてもらえない。
「上の階に上がって本を渡して」と言う娘たちに従おうとしたところ、ミランダに出くわしてしまうというシーン。
セリフから学ぼう
引用元:映画『プラダを着た悪魔』1シーンより
エミリー『You open the door and you walk across the foyer. 』
訳/ドアを開けて、玄関ホールを抜ける。
エミリー『You hang the dry-cleaning in the closet across from the staircase. 』
訳/階段の向かい側のクローゼットにドライクリーニングをかける。
エミリー『And you leave the Book on the table with the flowers. 』
訳/そして花が飾ってあるテーブルの上に本を置くのよ。
アンディは、エミリーの説明を思い出しながらミランダの家に入ったが、階段の向かい側のクローゼットのドアがどれか分からない。
そして花が飾ってあるテーブルがいくつかある・・・。
アンディは、立ち尽くしてしまう。
アンディ『Shit. 』
訳/くそっ
※独り言でつぶやく
上の階からミランダの娘たちが話かけてくる。
娘1『It's that door to the left. 』
訳/左のドアよ。
アンディ『Okay. Thank you. 』
訳/分かった。ありがとう。
アンディは、本はどこ?というジェスチャーを娘たちにする。
娘1『You can give the Book to us. 』
訳/私たちに渡せばいいわ。
アンディ『which...? Which table? 』
訳/どれ?どのテーブル?
娘1『It's okay. Come on up. 』
訳/いいのよ。上がってきて。
アンディ『No, I can't. I can't. 』
訳/できないわ。できないのよ。
娘1『What? It's okay. Come on. 』
訳/なんで?平気よ、渡して。
アンディ『Please stop talking. 』
訳/話すのはやめて。
娘1『Or you could bring the Book upstairs. Emily does it all the time. 』
訳/もしくは、上に持って来てもいいのよ。エミリーはいつもそうするわ。
娘2『She does? Right. She does. All the time. 』
訳/(娘1に)そうだっけ?(アンディに)そうね、してるわ。いつも。
アンディ『Yeah? Okay. 』
訳/本当?分かったわ。
このあと、上の階に上がろうとしたところをミランダに見つかってしまい・・・本をその場に置いて退散。
解説&あとがき
このシーンでは、セリフではなく日本語と英語の違いについて解説いたします。
ここではアンディは、ミランダのクリーニング済みの洋服を持っているのですが、英語では「dry-cleaning」とドライを付けないと通じません。
「cleaning」だけだと、掃除・洗濯という意味になってしまうので、ご注意ください。
このシーンでは、アンディはとんだ災難に遭ってしまうのですが・・・。
でも、やっぱりエミリーに「誰とも話すな、見るな」と言われていたのを守らなかったアンディが悪いかと思われます。
そして、見た目のことを言ってはいけないと思いつつ・・・ミランダの娘たちの見た目、なかなかパンチありますよね。
うんうん。やんちゃそうだ・・・あはは。