皆様、こんにちは!
今回は「~することが好き」という文章を作る際に用いる【Like ~ing】【Like to~】の違いを学びましょう。
ほぼ同じ意味で使用されますが、ニュアンスが違うので解説します。
動名詞【~ing】
動詞に「ing」をつけ名詞の性質を加えたものを言います。
例えば「勉強」は、日本語では名詞ですよね?
ですが、英語だと【study】で動詞となります。
勉強する=study というわけです。
この場合、「勉強が好きです」だと【I like study ✖】では、動詞+動詞になるため文法がおかしいのです。
こういう場合、動詞を名詞化させます。
【ing】をつけ「~すること」で名詞的扱いになります。
to 不定詞
to 不定詞を用いて「~することが好き」でと表現したい場合は、下記のようになります。
【I like to ~.】
~することが好きです。
この場合、to の後に持ってくる単語は動詞を原形のまま持ってきます。
動名詞と 同じ日本語訳となります。
動名詞と to 不定詞のニュアンスの違いとは?
動名詞は「ing」を付けることで「~する」「~している」という主観的な表現となります。
以前から経験していること・経験したことを表します。
to 不定詞は、少し客観的な要素を持ち、未来的志向で、「~すること」「~する様」といったような大きな範囲を表しています。
例えば「野球が好きです」であれば
【I like playing baseball.】は、「野球をすることが好き」そのものですが、【I like to play baseball.】は、「野球はするのも、するのを見てるのも好き」みたいなニュアンスにとれます。
あとがき
結果、どっちを使っても「Like」の「~が好き」は、ほぼ同じ意味で使用可能ということです。
ただ「Like ~ing」の方が、よりしっかり相手に伝わると思います。
「Like to~」は、少しやんわりというか、ぼやけた印象を受けます。
ですので、動詞を使用した「私は~が好きです」と言いたいときは、「ing」を付けるか、「to」を付けて文章を作ってくださいね!