皆様、こんにちは。
映画のセリフから英会話を身に付けましょう。
様々な場面から使えるフレーズを学びます。
今回は、「歓迎するよ」「同感」という英会話を覚えましょう。
映画【プラダを着た悪魔】より
画像出典:The Devil Wears Prada
シーンの解説
撮影現場にやってきたアンディ。
ナイジェルと談笑中、日頃の疲れから皮肉った発言をしてしまうアンディ。
そんなアンディに、そういう態度はやめろと注意したところ「私生活が上手くいってない」とアンディが言う。
その発言に対し、ナイジェルが「仲間だ、歓迎するよ」と言うシーン。
セリフから学ぼう
引用元:映画『プラダを着た悪魔』1シーンより
アンディ『Oh, I get it. I get it. The piece is called ''Urban Jungle,'' right? 』
訳/あ~!分かった、分かった。この作品は、”都会のジャングル" でしょ?
ナイジェル『Yes. The modern woman unleashes the animal within to take on the big city. 』
訳/そうだ。現代の女性たちが、野生の本能を解き放ち、都会で戦う。
ナイジェル『Sometimes I can't believe I talk about this crap all day. 』
訳/時々、一日中こんなくだらないことばかり話しててるよ。
※「くだらない話ばかりしてる」←信じられない、考えられないというニュアンス
ナイジェルが、撮影中のポラをアンディに手渡す。
ナイジェル『Make sure Miranda gets these as soon as possible. 』
訳/できるだけ早くこれらをミランダに渡して。
ナイジェル『And tell her that I switched in the Dior for the Rocha. 』
訳/それと、ディオールからロシャに変更したと伝えてくれ。
アンディ『Great, can't wait. 』
訳/素晴らしいわ。待ちきれない。
※撮影内容が変更になったことをミランダに伝えるのが「楽しみ、待ちきれない」という皮肉
ナイジェル『Excuse me. Can we adjust the attitude? 』
訳/なんだって?そういう態度は直せないのか?
アンディ『I'm sorry. 』
訳/すみませんでした。
アンディ『It's a busy day. And my personal life is hanging by a thread, that's all. 』
訳/忙しくて。それに私生活が危うい感じで...それだけよ。
ナイジェル『Well, join the club. 』
訳/歓迎するよ。
ナイジェル『That happens when you start doing well at work, darling. 』
訳/それは、仕事が順調な証拠さ。
※直訳は「仕事がうまくいくと起こることさ」
ナイジェル『Let me know when your whole life goes up in smoke. 』
訳/私生活が消えてなくなったら教えてくれ。
ナイジェル『That means it's time for a promotion. 』
訳/昇進する時期だ。
解説&あとがき
ナイジェルが言ったセリフ【join the club】は、直訳すると「クラブに参加する」となりますが、実際は「同感」「同意」「私も」となります。
イメージは、あなたの入っているクラブに参加するよ=仲間だね という感じ。
今回のシーンでは、アンディの私生活が崩壊の危機。
ナイジェルは、すでに私生活が崩壊している=仲間だ=こっちの世界へどうぞ=歓迎するよ と訳しています。
会話の中で「私も~」と言いたいときに【join the club】と言うと、お~使えるフレーズ知ってるね~となるんじゃなかろうか。
映画のシーンのことを言うと、やっぱり・・・アンディって。。。
ナイジェルも注意するほど。
アンディの言ったセリフが嫌味たっぷりだったため【adjust the attitude】偉そうな態度を調整しろ!と言われてしまっています。
あ~あ~あ~・・・本当にそうだよね。