皆様、こんにちは。
映画のセリフから英会話を身に付けましょう。
様々な場面から使えるフレーズを学びます。
今回は、「ありえない」という英会話を覚えましょう。
映画【プラダを着た悪魔】より
画像出典:The Devil Wears Prada
シーンの解説
父との食事を中断して、ミランダを出張先から自宅へ戻すよう航空会社へ問い合わせを続けるアンディ。
ミランダが「私を自宅へ帰すのが、あなたの仕事よ」と言われ、焦るアンディ。
ありとあらゆる方法を探るというシーン。
セリフから学ぼう
引用元:映画『プラダを着た悪魔』1シーンより
依然、航空会社へ電話をかけまくるアンディ。
アンディ『I need a jet tonight from Miami to New York. 』
訳/今夜、マイアミからニューヨークへのジェット機が必要なんです。
アンディ『Yeah. Sorry, hold on. 』
訳/はい。すみません、待ってもらえますか。
ここで、ミランダからキャッチが。
アンディ『Hello? Miranda, hi. 』
訳/もしもし、ミランダ?
アンディ『I'm trying to get a flight, but no one is flying, because of the weather. 』
訳/飛行機を探してますが、天候のせいで1便も飛びません。
ミランダ『Please. It's just, I don't know, drizzling. 』
訳/やめてよ、こんなのただの霧雨じゃない。
ミランダ『Well, someone must be getting out. Call Donatella. Get her jet. 』
訳/じゃぁ、誰かに出させるしかないわ。ドナテッラに電話して。彼女はジェット機を持ってるわ。
ミランダ『Call everybody else that we know that has a jet. 』
訳/私たちが知ってるジェット機を持っている他の人達みんなに電話するのよ。
ミランダ『Call every-- This is your responsibility-- This is your job. 』
訳/みんなによ。これは、あなたの義務よ。あなたの仕事なの。
ミランダ『Get me home. 』
訳/私を家に帰して。
アンディ『Oh, my God. She's going to murder me. 』
訳/オーマイガー!彼女に殺されるわ。
父『What does she want you to do, have the National Guard airlift her? 』
訳/彼女はどうして欲しいんだ。彼女を国家警備隊に空輸させろとでも?
アンディ『Of course not. Could I do that? 』
訳/ありえない。できるかしら?
解説&あとがき
アンディのセリフ【Of course not.】は、前のアンディの父が言った無茶苦茶な提案に対して「ありえない」という訳となります。
【of course(もちろん)】+【not(否定)】
訳は、「無理よそんなの」→『ありえないわ』となります。
また『of course not』は、否定形の疑問文で質問された場合に用いられることが多く「もちろん、できないわ」「もちろん、嫌です」「もちろん、違います」という訳になるときに用います。
今回の空軍の州兵に彼女を空輸させるという、アンディ父のわけ分からんセリフにびっくりですね。
冗談で言ってるのなら、状況を理解してなさすぎるし・・・本気で言ってるのなら、ちょっと頭がおかしいんじゃないか?とも思うセリフです。
う~ん。。。引っかかるセリフが多いと思うのは、私だけなのかしら・・・。