皆様、こんにちは。
映画のセリフから英会話を身に付けましょう。
様々な場面から使えるフレーズを学びます。
今回は、「一体、どこへ行くつもり?」という英会話を覚えましょう。
映画【プラダを着た悪魔】より
画像出典:The Devil Wears Prada
シーンの解説
ミランダの言葉に傷ついたアンディは、デスクに戻らずナイジェルのいる美術部門に向かう。
ナイジェルに、ミランダはきちんと仕事をしても認めてくれない、お礼もないと愚痴るアンディ。
セリフから学ぼう
引用元:映画『プラダを着た悪魔』1シーンより
エミリー『Excuse me, where do you think you're going? 』
訳/ちょっと。一体どこへ行くつもり?
アンディは泣きながら、自分のデスクへは戻らずナイジェルのいる美術部門へ。
アンディ『She hates me. Nigel. 』
訳/彼女は、私を嫌ってるわ。ナイジェル。
引用元:映画『プラダを着た悪魔』1シーンより
ナイジェル『And that's my problem because...Oh, wait, no. It's not my problem. 』
訳/それは、僕の問題だね。いや、待ってくれ違うぞ。僕の問題ではないな。
アンディ『I don't know what else I can do because if I do something right it's unacknowledged. 』
訳/私は、他に何ができるかわからない。だって私が何かうまくやっても認めてくれないの。
アンディ『She doesn't even say thank you. 』
訳/感謝の言葉すら言ってくれないわ。
アンディ『But if I do something wrong, she is vicious. 』
訳/でも、何か間違ったときは、彼女は悪魔よ。
このあとも、ナイジェルに泣きつきます・・・。
解説&あとがき
席を離れたアンディへエミリーが【where do you think you're going?】と言います。
普通の「どこ行くの?」なら「where are you going?」でいいのですが、このエミリーのセリフは、「一体何を考えてんの?どこに行くつもりよ!?」とキレ気味です。
そりゃそうだ。持ち場を離れてるのだから。。。
そして、また・・・呆れて開いた口が塞がらないとはこういうことを言うなと思うんだけども・・・。
仕事をして、認めてもらえない・ありがとうの言葉もない・・・。
いやいやいや、仕事をするのは当たり前。
認めてもらえる仕事をするために雇ってもらったのだから、それが当たり前です。
当たり前のことをして、なんで感謝の言葉をもらおうと思うのか意味不明です。
そして失敗したら悪魔のようだ・・・。
そりゃ失敗したんだから怒られるでしょうよ。
なんで、こんな甘えたセリフが主人公の口から出るのか、不思議でならんよ。
アンディは自ら「賢くて仕事ができる」と言ったのに、できないから怒られたわけです。
何なんでしょうか・・・。
で、デスクを離れて先輩のエミリーにだけ働かせる・・・。
そりゃ嫌みを言われて当然なわけです。
あ~!このアンディのセリフを訳してると、イライラしてしまいます。
絶対、会社にいたら話もしないタイプですね。
ちなみにアンディのセリフ「she is vicious. 」の【vicious】は、悪意・悪質・不道徳という意味なのですが、吹替で「悪魔」と言ったので、合わせてます。
で、これは関係ないのだけど、ナイジェルの頭・・・ちょっと触りたくないですか?
かわいい♡